1979-03-20 第87回国会 参議院 運輸委員会 第3号
たとえば国鉄全体の赤字、これは在来線の赤字でございますが、それの中で公団のAB線が与えている、いわゆる無償貸し付け線と言っておりますが、無償貸し付け線の与えている赤字額というものは全体の〇・三%というような枠でございまして、私はそこまでやっていただいているので、それから先は国鉄で何とか、たとえばワンマンで運転するとか、いろいろなあらゆる合理化を考えていただいてやってもらうしか方法はないんじゃないかというふうに
たとえば国鉄全体の赤字、これは在来線の赤字でございますが、それの中で公団のAB線が与えている、いわゆる無償貸し付け線と言っておりますが、無償貸し付け線の与えている赤字額というものは全体の〇・三%というような枠でございまして、私はそこまでやっていただいているので、それから先は国鉄で何とか、たとえばワンマンで運転するとか、いろいろなあらゆる合理化を考えていただいてやってもらうしか方法はないんじゃないかというふうに
それからもう一つは、私は鉄建の運営について非常に疑問を持ってきたのですけれども、たとえば貸し付け線というのがある。その中には無償と有賞と二通りありまして、そして有償のきわめて赤字ケースと認められるようなものは全部国鉄自体が経営して、あと半分くらいは鉄建がやると、こういう運営方式について、私は検討すべきじゃないかと思うのですね。この二点について大臣に質問して、私の質問を終わりたいと思います。
で、貸し付け線というのは、私、聞きますと、有償と無償とあるというふうに聞きましたが、貸し付け線の内容とその条件についてお聞かせください。
その中で、まあ譲渡線というのは、実は従来国鉄が経営いたしまして、ほとんど完成をいたしておりましたものを鉄道建設公団ができましてから譲渡したというのが一つございまして、これは能登線でございますが、その他は全部貸し付け線でございます。したがいまして、譲渡線はちょっと例外でございます。
○小柳勇君 鉄建公団の総裁に、現在の鉄道建設線の現状、それから貸し付け線の運営の実態及び竣工間近になって竣工できないような実態について御説明願います。
○長瀬説明員 ただいま先生の御指摘のとおりでございまして、国鉄といたしましても現在の有償貸し付け線というのをわれわれが受けましたときと現時点におきましてはやはり情勢が変わっておるのではないか、輸送情勢も変わってきますし、輸送計画も変わってくるという点から、むしろC線をB線にしてもらいたい、これは無償貸し付けになるわけでありますので、私どもとして国鉄の財政の現状から考えましても、これは無償貸し付け線に
○政府委員(増川遼三君) すでにでき上がりまして国鉄のほうに引き渡しております線は、無償貸し付け線で六線ございます。先ほど大臣が四線と申しましたのは四十一年度に完成した分でございます。従来からの全部では六線でございます。これの収支状況を申し上げますると、四十年度では赤字額の総計が約一億七千七百万円でございます。この内訳を申し上げますと、生橋線、これが赤字約九百万円でございます。
やや簡単に申し上げますと、貸し付け線の中で、有償貸し付けば、その線が大体採算がとれるもの、また無償貸し付けば、国鉄において運営いたします際に赤字となる可能性があるもの、というふうに考えられております。これは最終的には、その線ができ上がりまして貸し付けをいたします際に、運輸省で決定いたすことでございまして、一応予定としてはそういうふうな考え方でございます。
それから借り入れ金または債券のほうは、この表の(1)の有償線に使う、こういうふうにやっておりますので、無償貸し付け線につきまして出資金を使う関係上、それほど利子負担に関して困るという点はないと思います。
○原山政府委員 (2)のほうの無償貸し付け線につきましては、将来相当長い間におきまして赤字が続くであろうと考えられる線でございます。
○参考人(太田利三郎君) 三十九年度におきまして、部分改良等によりまして完成いたしました線路で、国鉄に貸し付けておりますのが根岸線、それから北海道の美幸線、白糠線、辺富内線、生橋線が貸し付け線、それから譲渡の予定線が能登線でございます。これらを昨年貸し付けてあります。根岸線だけが有償貸し付けで、あとは無償貸し付け、こういうふうに相なっております。
○野間委員 実はいまの問題とも関連する問題と、あと貸し付け線の災害を受けた際の復旧の問題とか、公共負担の問題とか、多少まだあるのですけれども、午後にしていただいて……。